つくるの大好き。

つくるのが大好きな人の記録。

DartのStreamのバックグラウンド精度を調べてみた

ここまでのあらすじ Streamを使用したバックグラウンド処理 その1 Streamを使用したバックグラウンド処理 その2 まとめ ここまでのあらすじ 突然のブログ更新を思いたったのですが、久しぶりにも関わらず懲りずに 「Timerの精度」 という全く需要の無さそう…

Flutterはじめました / DartのTimerの精度を調べてみた

新年あけましておめでとうございます! Flutter (Dart言語) はじめました Timerの精度を調べるコード テスト結果 まとめ? Flutter (Dart言語) はじめました 最近はFlutter (Dart言語) を触ることが増えています。 入門して1ヶ月少々の超ビギナーなので、調…

Sony "ToF AR" SDK サンプル紹介 [3] - Hand, Mesh サンプル

前回はToF ARのPointCloud関連およびSegmentationサンプルを紹介しました。 satoshi-maemoto.hatenablog.com 今回は ToF ARで最も強力な機能と思われる、高精度なHand認識機能のサンプルからご紹介してゆきましょう。 ToF ARの手認識精度、凄いです。 Hand T…

Sony "ToF AR" SDK サンプル紹介 [2] - PointCloud, Segmentation サンプル

前回はToF ARとは何か、そしてToF ARの根幹をなすカメラ映像、ToFデータといった基本データ表示関連のサンプルを紹介しました。 satoshi-maemoto.hatenablog.com 引き続き、基本データから2次処理で生成・認識されるデータを確認できるサンプルを紹介してゆ…

Sony "ToF AR" SDK サンプル紹介 [1] ToF ARとは?Color/ToF映像を表示するサンプル群

久しぶりのブログ執筆です〜。 2022年6月15日にSonyから面白そうなUnity用SDK "ToF AR" が一般公開され、サンプルを色々触ってみましたので紹介して行きたいと思います。 ToF ARとは? ToF ARのダウンロード ToF AR Samples Basic サンプルのビルド Color シ…

MacBook Pro (M1 Pro)のUnity Android Build ベンチマーク

お久しぶりです! MacBook Pro 16-inch が届きました!CPUはM1 Proを選択しています。 とにかく物凄い性能だと言われていますが自分がよく使うユースケースでどれくらい凄いのかベンチマークを取ってみました。 MacBook Pro 16-inch 1.ユースケース 2.比較環…

Azure Spatial Anchors のすぐビルドできるプロジェクト

What's? Azure Spatial Anchors の勉強をしたのですが、チュートリアルをなぞってビルドしてゆくにはそれなりに時間がかかって大変でした(笑) すぐビルドできるプロジェクトを公開したので良かったらお使いください。 下記が特徴です。 アカウント情報を設定…

Deep dive into the ARCore Depth Lab #1

ARCore Depth API を学ぶにはサンプルコードとして公開されている ARCore Depth Lab サンプルを見るのが良いのですが、このサンプルは完成度も高くコード量も多く、抽象化もされているのでどこで処理が繋がっているのかわかりにくいところもあります。それで…

SunnySideUp UnityChan を HoloLens2 の既存プロジェクトに入れて動かしてみた

SunnySideUp UnityChanがリリースされたというニュースを見てさっそく試してみました! PCでは当たり前に動くのでHoloLens2に入れて動作させるまでの手順を書きます。 SunnySideUp UnityChan unity-chan.com UnityのHDRP (High Definition Render Pipeline)…

ARCore Depth API for Unity でdepth値をShaderで扱う

ARCore v1.18.0がリリースされ、Depth APIが使えるようになりました。 早速ハックしてみたいと思います(笑) ARCore Depth API for Unityの説明はこちら developers.google.com Depthデータへのアクセス https://developers.google.com/ar/develop/unity/dept…

MRTK v2.4.0 ボタンクリックイベントの送信元を取得する (Update)

しばらくアウトプットする暇も取れない感じでしたが久しぶりの投稿(小ネタ)です! MRTKのUIコンポーネントを利用し、複数ボタンのOnClickイベントを同一のイベントハンドラにリンクさせました。 この時OnClickイベントはイベント送信元の情報をパラメータ…

UnityネイティブプラグインをVisual Studio でステップ実行デバッグする

Unityのネイティブプラグインを開発していると、Unityで実行中にプラグイン内部のコードや変数の状態をデバッグしたくなる時がよくありますよね。 これは簡単な手順で行うことができるので手順を書いておきます。 デバッグ実行できる条件 ネイティブプラグイ…

Microsoft MVP を再受賞しました!

今年も Microsot MVP Awardを再受賞することができました! カテゴリーはWindows Development でMixed Reality分野が引き続き主な活動領域です。 MVP Logo mvp.microsoft.com mvp.microsoft.com ぼくが活動の指針としているのは、 高度な技術をギークのため…

HoloLensにサインをもらった時の保護塗装について

今年も 5/29, 30日に「de:code 2019」 に参加しました! www.microsoft.com 2年前に続き、HoloLensの産みの親、Alex Kipmanがこの日本にやってきてくれました。 これは本当に貴重な事です! そしてぼくたちHoloLensコミュニティのために特別に直接面会する機…

リモートワークについてのありがたいお話 for 朝礼

XR

はじめに 持ち回りで朝礼でありがたいお話をすることになっているので、明日の話をつくりました。 社内向けの構成ですがせっかくなので公開しておきます。 なお、明日は会社に行けそうにないのでリモートで話しますw RemoteWork について 社会的に https://…

GitリポジトリをまたいだUnityプロジェクト間のソース共有

今日Twitter上でちょっと話題が出たUnityプロジェクト間でのソース共有について今運用している方法を書きます。 Unityアプリのソース管理ってどうしてますか?サブモジュール的な共通機能をどうやって管理してるのかわからん。— 中村 薫 (@kaorun55) January…

2018 仕事でやったこと改革したこと

2018年もいよいよ終わりが近づきました。 本年も大変お世話になりました! 今は来年引き続きのことで気は忙しいけど軽くまとめておこうと思います。 主に手がけたこと 某Android向けSDK開発 AndroidでC++とUnityなもの。xR領域のものです。 設計能力と実装能…

Unity2018.3でのHoloLensビルドのコード最適化設定 (MasterWithLTCGビルド)

Unity2018.3.0f2が正式版として落ちてきましたので早速HoloLensアプリのビルドを試してみました。 MasterWithLTCG ビルド設定 Unityからは普通にVisual StudioのIL2CPP のUWPプロジェクトを書き出すわけですが、VSでビルド設定をReleaseに変更しようとした際…

Intel RealSense D435i のDepth映像を確認してみた

Intelの新しいデプスカメラ D435i が届いたので開封してDepthカメラとしての動作確認をしましたので取り急ぎ共有します。 D435との外観比較 外観は全く一緒なので取り違えに注意です。 本体下部に型番が書いてあるのでそこで判断できます。 D435のDepth映像…

Android C++開発 [3] : 多次元配列をJNIでやり取りする

少し間が空きましたがまたモチベーションが出てきたので続きを書きます(笑) 先回はAndroid実機上で実行するInstrumentedTestでUIを表示しました。 今回はJava側で生成した多次元配列をC++側に渡し、C++側でバイナリデータをセットします。そしてそのデータを…

Android C++開発 [2] : InstrumentedTestでUIを表示する

InstrumentedTestを使えばデバイス上でUnitTestができますが、状態や映像を表示したりするにはUIが表示できると便利です。 InstrumentedTestにActivity表示のルールを追加する Activityのテストをするにはテストクラスに ActivityTestRule というルールを追…

Android C++開発 [1] : CMakeプロジェクトの作成

お久しぶりです! この夏はものすごく忙しくてブログを書く時間がとれませんでした。 何をやっていたかというとAndroidで動作するライブラリをC++で作り、Unityラッパーも作成してUnity上でも利用できるようにする、という事をしていました。 C++でのAndroid…

MRTKのAppBarで簡単視野追従フローティングメニューを作ってみた

HoloLensアプリを作っていると、ちょっとしたシンプルなメニューを呼び出して処理を選択したいということがよくあります。 そしてそれがあまり頻繁には使わない機能だったり、見栄えをスッキリさせたいという場合、使わないときはメニューを非表示にしておき…

ちょまどさんの筋肉ボイスを動かしてみた

Google Home Miniを貸していただく機会があったので、Microsoftエヴァンジェリストの千代田まどかさんが公開している「筋肉ボイス」を動かしてみました! #Google Home で野太い声になるアプリ「筋肉ボイス」を作った!筋肉はいいぞ#ActionsOnGoogle 対応し…

うんこボタンとHoloLensを繋げてみた <後編>

うんこボタンはこの度Makuakeでのクラウドファンディングに成功したインターネットボタンです。 前編ではこのうんこボタンに独自のプログラムを送り込むところまでを扱いました。 satoshi-maemoto.hatenablog.com ソースコードはこちらで公開しています。 gi…

うんこボタンとHoloLensを繋げてみた <前編>

うんこボタンとは うんこボタン。なんというパワー感あふれるネーミング! うんこボタンはこの度Makuakeでのクラウドファンディングに成功したインターネットボタンです。 赤ちゃんの排泄情報をボタンを押すだけで記録してくれるデバイス&サービス。 我が家…

World Tour Report - バルセロナ MWC2018へ行ってきました 02

ワールドツアー・バルセロナ編。続きを書きます。 4YFN スタートアップイベント Mobile World Congressは豪華でガチエンタープライズな本会場と、少し離れた4YFN会場で開催されていました。4YFNはスタートアップが集まるイベントでした。 www.4yfn.com 今回…

World Tour Report - バルセロナ MWC2018へ行ってきました 01

先日ですがちょっくら2週間ほどワールドツアーをしてきました! 最初の1週間はスペイン・バルセロナ。世界最大のモバイル系展示会「Mobile World Congress 2018」(MWC2018)への参加。 www.mobileworldcongress.com そして次の1週間はアメリカ・シアトル。Mic…

Win-MR MotionControllerのゴーストを消す方法

最近、MixedRealityポータルにモーションコントローラーのゴーストが現れ、消えないという現象に悩まされていました。 アプリケーションによってはこのゴーストをつかんでしまい全く操作ができません。またこの時SteamVRには3つ以上のコントローラーが表示さ…

2018年のフレンズ・ホロラボ 会社的アレコレ

年末年始の帰省的アレコレがつつがなく終了いたしまして、明日からは本格的に仕事がはじまってきます。 個人的な振り返りなどはしっかりできたのですが、昨年からは株式会社システムフレンドの取締役、株式会社ホロラボのCo-founderとしても動くようになり、…