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つくるの大好き。

つくるのが大好きな人の記録。

2016まとめ:今年はパラレルワールドを作りたくなった

AR VR MR HoloLens KINECT Sensor Unity

いきなり頭おかしんじゃね系タイトルですみません。
正真正銘今年の振り返りですw

2016年を振り返るときに、これまで手がけてきたことが繋がって本当にパラレルワールドを作れる条件が揃って実現できるようになったんです。

そしてこれが結局ぼくが厨二どころか子どものころからやりたかったことだったんだな、という事がクリアになってきました。

まずパラレルワールドとは、Wikipediaによると

 

パラレルワールド(parallel world)とは、ある世界(時空)から分岐し、それに並行して存在する別の世界(時空)を指す。 並行世界、並行宇宙、並行時空ともいう。 「異世界(異界)」、「魔界」、「四次元世界」などとは違い、パラレルワールドは我々の宇宙と同一の次元を持つ。

 

とのこと。

 

生まれながらの世界作りたい厨

ぼくは小学生の時鉄道模型(Nゲージ)にハマり、押入れをひとつ貰ってそこを改造しレイアウト作成に精を出していました。
それは小さいけども新しい平行世界を作り、そこを覗いてみたいという思いがあったようです。
下の写真はまだ押入れ改造に着手する前ですが畳すれすれの目線から列車を覗くのが大好きでしたw

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時は経ってプログラミングを覚え、オブジェクト指向を使い学び始めるとどうしてもDogとかCatじゃなくてWorldクラスから作り始めてしまう。
これは生粋の世界作りたい厨ですね。

 

2016年は空間のスキャンをはじめた

これは今年のお仕事なのですが、複数台のKINECTで一つの対象物をリアルタイムトラッキングするということをやりました。

www.systemfriend.co.jp

 

ここで編み出したのが世界を作るのに重要な下記のしくみです。

  1. センサーの現実空間上での絶対位置と注視方向を求めるしくみ
  2. 複数センサー固有の座標系を単一の基準座標系に変換し統合するしくみ

複数センサーの協調を行いにあたって重要なのはそれぞれのセンサーが物理的にどの位置にあり、どちらを向いているか、ということが正確にわかっていることです。
しかしこの現実世界で設置位置XYZを正確に固定するには位置関係の変わらない強固なスタンドなどを用意する必要があります。

まあそれはなかなか難しいし柔軟性がないので開発したのがセンサーが自分が見ている映像から自分の空間上の位置、注視方向を逆計算するしくみです。

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さらにセンサーはそれぞれが原点Oとなってそれぞれの座標系で世界を見つめています。

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これを世界の中心Oを中心とした基準座標系を定義し、各センサーの絶対位置を元にそれぞれのセンサー世界の座標を世界座標へ変換することよりひとつの世界を定義することができます。

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ここで大きいのがこれまで世界の中心だったセンサーやデバイスが、ひとつの世界を覗く覗き窓に役割を買えたという事です。

 

HoloLensをはじめ様々デバイスで世界を覗く

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今年の大変大きな出来事、それはHoloLensのデビューです。
このデバイスは空間認識をするので自分の位置、注視方向をリアルタイムに取得することができます。
ということは基準座標系への変換を仕込めば簡単にひとつの世界を覗く覗き窓になることができます。

ということでできたのがKINECTとHoloLensの連携です。
世界の中心と座標系を共有することでひとつの世界でぼくの体がトラッキングされています。

 

この連携は簡単に他のデバイスに広げることができるので、HTC VIVE, Oculus Rift, Tango, 精度は落ちそうだけど普通のスマホ、、全部を世界の覗き窓にできるなと思っています。

 

来年に向けて

今はセンサーがあるエリアでの狭いひとつの世界ですが、GPSと連動して世界通しのグローバル連携をすると本当に現実世界の裏に広がる広大な裏世界「パラレルワールド(厨二的口調で読んでください)」を作れます。
何気ない日常を裏世界への覗き窓デバイスで覗くと全く同じスケールで仮想世界がそこに広がっているわけです。うっひょう!

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と、ここまできたところでこれって精度の良いポケGOじゃね?

って思ったんですけど自分で作るのが夢だし、三つ子の魂百までと言いますからきっとライフワーク的にこういうことをやっていくのだと思います。

今年はそれが現実にできるという環境や機材が手に入るようになった、というのが非常にセンセーショナルでした。

来年はどんどんこういうことやっていくぞ!

という意気込みの元今年のまとめのひとつとさせて頂きます。
皆様どうぞ良いお年をお迎えください。