レッドハッカソンひろしまとMashupAwardsとわたし
2016年8月27日と28日の2日間、広島でレッドハッカソン & MashupAwards2016広島予選が開催されました。
レッドハッカソンは広島県さん主催でシリーズ化されているハッカソン。
そしてMashupAwards(以下MA)は日本最大級の歴史ある開発コンテスト。老舗ですね。
今回ぼくはこのハッカソン開催の企画、運営、技術メンターをさせて頂きました。
このハッカソンのイベントレポートはMAさんから素晴らしいレポートが公開されていますのぜひご覧ください!
めっちゃ楽しかった!!
Twitterまとめ
MashupAwardsとわたし
MAとの出会いは今から5年前、2011年のMA7に作品を応募した時からです。
その作品は「AIR SHODOU」。
この年はKINECTがまだ目新しかったこともあり、KINECT作品の上位進出が目覚ましかったです。
この時 AIR SHODOU も予選進出をし、Adobe賞を獲得することができました。
KINECTはMA7の1年前くらいから触り始めていて、こんな面白いデバイスがあったのかと趣味として楽しく触っていましたものでした。あくまで趣味でしたね。
このMA7がきっかけにかなりAIR SHODOUは徐々に注目を浴びるようになり、TV出演などのお話も頂くようになりました。
書道なので正月番組特需もありましたね(笑)
(↑写真は自撮りです!)
このような露出からお仕事でKINECTアプリを開発してほしいという依頼も増え、趣味は仕事へ変わってゆきました。
好きなことが仕事になる、これはとても幸せなことだと実感しました。
東京大学さんとのリハビリシステム試作などは代表的なものでした。
KINECTの特徴を生かしたインタラクティブ・リハビリシステム | ソフトウェア開発の株式会社システムフレンド
このリハビリシステムの経験は会社に引き継がれ、なんとリハビリや医療系製品を開発する部署が社内にできてしましました(笑)
そしていまぼくは、R&D的に先行して技術を磨くためエンターテイメントや企業の研究開発支援的なことなど、楽しくて好きなことを優先的にやっています。
一部医療分野もやっていて、日本医療研究開発機構(AMED)からの委託事業として新しい医療デバイスを開発するチームで働いたりもしています。
これもチャレンジングでとても面白いプロジェクトです。
表情・音声・日常生活活動の定量化から精神症状の客観的評価をリアルタイムで届けるデバイスの開発
そんなわけで、思い返すとMAにトライしたことは原点なんです。
当時広島から東京へ転勤をし、特に知り合いもいない時期。
そんなアウェイすぎる環境で
「おしゃれな東京の人たちの前に出てプレゼンするなんておっかなくておっかなくておっかなくてとても無理だ」
と思っていましたが、勇気を出して飛び込んでみたことで状況は変わり、そこではじめて知り合った多くの人はいまも一緒に楽しいことをやっている仲間たちです。
広島予選開催へ
こんな体験から、広島から出ていって仲間を作り、そこで体験したことを地元広島へ伝え価値を還元できる人を増やしたい。
そんな思いを密かに持っていました。
それが昨年TMCNとしてMAのインタラクティブ・デザイン部門運営をさせていただいたところから、広島での予選開催をMA運営の伴野さんたちにご相談させていただくことができました。
また、広島ではHiroshimaMCN設立を通して地元のパワー感ある方とも繋がれ、広島県さんのハッカソン開催との目的共有もでき、今年の春先から頻繁にSkypeでミーティングを重ねてきました。
最初思っていたよりハッカソンを開くためには色々と決めなければならないこと、予算のこと、、いろんなことがあるんだなと足を突っ込んでみてから知りました(笑)
三次元の計算は好きだけどお金の計算が苦手なのできっちりとサポートをしてくださって本当に助かりました。
というわけでこの予選ハッカソン開催の時は、いよいよここまで来れたんだ と密かに満足感に浸っていました。
というわけで~!
MA2016はまだまだこれから。
広島予選で優勝された方たちは東京の予選に攻め込んでこられます。
こちらはハイテク・ブーブークッションで迎え撃ちたいと思っています(笑)