こんにちは赤ちゃん vol.3 -誕生編-
いよいよ赤ちゃん爆誕カウントダウン!
その時の写真を見返しながら既に泣いていますw
前回までのお話はこちら
こんにちは赤ちゃん vol.2 -別居編- - つくるの大好き。
誕生3日前
入院当日はまだまだ先だろうということで、一旦ぼくの実家がある沿岸部まで戻り宿泊することにしました。
この時はしばらく戻れなくなるなど知る由もなく。
クルマには乗れなくなるけどまあ、とりあえずびーる。
そうしたら嫁氏からすこし出血があったという連絡が。
心配はないというようだったので、翌日病院に向かえば大丈夫かな、思いました。
でもfacebookの友人たちからこんな熱いメッセージが!
これに動かされて外は稀にみる豪雨でしたが、後悔したくなかったので最終列車でとにかく病院に駆け付けられる射程内まで移動することにしました。
皆さん心配してくれて本当にありがとうございました!!
緊急でないと病院には入れないので道中ホテルを予約したのですが、気が動転していたのか全く別のホテルを予約していてチェックインでああ、この寒い雨の中野宿か、、と絶望したものの特別に事情を考慮して泊めてくれた駅前のホテル様にも感謝しております。
誕生2日前
結局、この出血は緊急を要することではなくまた小康状態になりました。
でもこの経験からおいそれと下山することはできないなと思ったのでこの町に根城を作ることにしました。
これがなかなかどうして、快適だし集中もできる良いサテライトオフィス。
気分転換にマンガも読めるし、ごはんもデザートもあるよん。
すっかり気に入りました。
面会のために病院に入れるようになる午後まではここでリモートワーク。
午後からは病院へ。
ゲーミングPCとHoloLensが入ったリュックを背負った怪しい男が病院に登場w
誕生イブ
この日は、(というかこの後GW明けまで居候することに!)奥さんの実家に泊めていただき午後病院へ出社。
Wi-Fi完備なので作業が捗ります。病室でガチ開発が行われることは病院の想定外だったと思いますがなかなか良い環境でした。
看護師「だんなさんお仕事は?」
ぼく「えっと、いましてます。あまり会社に行かなくても大丈夫なんですよ」
看護師「へー(怪しい)」
こんな会話がなされ、明らかにナースステーションで不審者として話題となっていそうでしたが、この時作っていたのが赤ちゃん専用名前入りメリーアプリ「Welcome to our familly」。
ホログラフィックメリーを病室でもどこでも登場させれられるアプリケーションです。
誕生日!
この日も俺のオフィスからスタート。
ふと気づくと山奥の風は冷たいけれど春はもうそこまで来ていたのですね。
陣痛は来そうな雰囲気は無いし、今日も開発で終わるのだろうか。
そんなまったりとした午後、アイスクリームを売店で買ってきました。
「アイスかってきたよ~」
「陣痛、、はじまった、、」
「え!アイスは!?」
「!(それどころじゃない!という鋭い目)」
10分前まで涼しい顔だったのにこんなに急にやってくるのか、、本当にすぐ近くにいてよかった。。
もうそこからはジェットコースターでした。
分娩室に一緒に入り、手を握ったり、さすったり。
途中痛みを紛らわすために腕に噛みつかれてましたがそれで紛れるのなら構いませんでした。
そんな数時間があっという間でした。
少し難産になりましたが生まれました!!
意外なことにこの時は感極まって泣くひまなかったw
本当によかった。奥さんは偉業をなしとげたよ。
本当にお疲れさまでした。
はじめて抱っこした時の感覚はふわふわした綿菓子を抱っこするようなおっかなびっくりな感じでした。
こんにちは赤ちゃん。これからよろしくね。
実は嬉しいことばかりではなく、出産時に奥さんは多くの出血があり止血がうまくいかない状態でした。最悪の状況も考えなければならない状況。
しかししばらくしてなんとか出血は止まり、ほっと安心することができました。
こちらの回復があったためその後退院までは少し時間が必要でした。
これが2017年最大のハイライト。娘の誕生に至る物語です。
通常ですとこの後は通常の生活なり、通常の仕事に戻るわけですがこんなかわいい赤ちゃんと離れて暮らすとかあり得ますか?そんなの言語道断。あり得ませんね。
仕事なんていつでもできるけど、この子と過ごす最初の時間は二度と戻らないものです。
ここから1か月半に及ぶハイパーノマド生活が始まりました。
次回はなぜそれができたのか、どのようにそれをしていったのかを書こうと思います。
まだ終わらんw