NVIDIA GeForce GTX 950 搭載BRIXを試してみました
NVIDIA GeForce GTX 950 を搭載したベアボーンキット "GB-BNi7G4-950 (rev. 1.0) " をお借りすることができましたので検証を行いました。
スペックは下記の通りです。
- 第6世代 Intel® Core™ プロセッサー搭載
- ウルトラコンパクト設計 (300 x 230 x 30mm)
- グラフィックス Nvidia GTX950搭載
- 2 x M.2 SSD (2280) スロット
- 2 x SO-DIMM DDR4 スロット (2133 MHz)
- Intel® IEEE 802.11 ac, Dual Band Wi-Fi & Bluetooth 4.2 NGFF M.2 カード搭載
- 2 x USB3.1 (1* USB Type-C™)
- 3 x USB 3.0
- 4 x Mini DP
- Intel Gigabit Lan
- ヘッドフォンとマイク 端子搭載
mini-displayポートが4つあり、4K映像を4枚ディスプレイに出力することが可能です。
その他のポートはこのように実用に十分なものが揃っています。
Wi-Fiについては外部アンテナを接続するかたちとなります。
セットアップ
ベアボーンキットなので、SSDとメモリは別途用意し、スロットに差す必要があります。
今回はWindows10をセットアップしました。
Windows10メディア作成ツールでセットアップ用のUSBフラッシュメモリを作成し、セットアップを行いました。
ドライバー類はディスクで提供されており、セットアッププログラムを起動すれば途中に再起動を挟みつつ自動的にセットアップが行われました。
パフォーマンステスト
先回お借りしたキットではGPUがCPUインテグレートだったためぼくの用途では思ったほどパフォーマンスが出なかったのですが、今回はどうでしょう。
きゃらみらーを起動してみました。
全く問題ないですね!
Unity Editor上でProfilingした結果です。
なぜかUnityEditorで実行するとキャラクターがカクついたのですがFPS的には問題ないようです。exe実行では体験上の問題は全くありませんでした。
Unity5.5を利用したのでもしかしたらEditorになんらかの問題があるのかもしれないと思いつつ、深く追ってはいません。
次に前回検証したIntel RealSense R200のDepthに対して独自ボーン認識&映像データを激しくファイル出力をするプログラムを検証してました。
前回は22FPS程度までしかパフォーマンスが出ませんでした。
対する今回は余裕しゃくしゃくです。
SSDの恩恵でディスクI/Oもとても低負荷で推移しています。
というわけで、この新しいBRIX。
グラフィックを多用する方にはオススメの機体ではないかと思います。