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Windows10アップデートでIntel RealSense + librealsense が動かなくなった時の解決策

こんにちは、またまたお久しぶりです!

10/17からWindows10 Fall Creators Updateの配信が始まっていますね。
前回のCreators Updateの時も発生したのですが、アップデートを行うとIntel RealSense Camera R200 + librealsenseで構築しているアプリケーションでカメラを起動できないというエラーが起こるようになりましたので解決方法を書いておきます。

利用しているlibrealsenseのバージョンは1.12.1です。

 

  • 発生するエラー

Starting Intel RealSense R200... RealSense error calling rs_start_source(device:00000120FEA11F80, source:VIDEO):
no matching media type for pixel format 59555932

f:id:peugeot-106-s16:20171020161920p:plain

 

  • 解決方法
  1. バイスマネージャより「Intel(R) RealSense(TM) 3D Camera (R200) RGB」をアンインストールする

    f:id:peugeot-106-s16:20171020162422p:plain

  2. 「ハードウェア変更のスキャン」を行うと再度「Intel(R) RealSense(TM) 3D Camera (R200) RGB」がインストールされる

    f:id:peugeot-106-s16:20171020162436p:plain

以上でRealSenseカメラが利用できるようになります。

f:id:peugeot-106-s16:20171020162539p:plain

 

  • 余談

Intel RealSense SDK for Windowsはサポート終了がアナウンスされました。

software.intel.com

変わってlibrealsenseの最新版がIntel RealSense SDK 2.0と名称変更されています。

github.com

利用シーンがデスクトップでの利用からロボットの目などになって環境をスキャンする方向に変わっていることがここからもわかりますね。