ShuttleさんのGPU搭載可能ベアボーン「SZ170R8V2」を試してみた
日本ShuttleさんよりフルサイズGPUも搭載できるベアボーン「SZ170R8V2」を検証用にお貸出し頂きましたので軽くレビューを書きます。
ShuttleさんPCケースの特徴として、長期にわたってサイズ等が変わらないというのがあるそうです。例えば組込用途など組み込んだ状態で長期にわたって使う場合、世代交代があっても形が変わらないというのはメリットですね。
外部インターフェイスとしては↑の写真のようなフロントパネル配置のものに加えて、背面にも多くのインターフェイスがあります。
LANが2ポート用意されているのも帯域確保やいざというときの耐障害性に役立つ仕様ですね。
あとDisplayPort 2ポート+HDMIとデフォルトでも多くのディスプレイが使えそうです。
でも最大の特徴は右のPCI Expressスロットですね。
ここにぶちこめますGPUまるごと!
ケースがコンパクトなので電源ケーブルの取り回しには少し苦労しましたが、フルサイズのGPUが組み込めるのはインパクトあります。
リッチなVRコンテンツを期間限定展示するような用途にもパワフルで持ち運びもしやすいこのPCは良いのではないでしょうか。
余談ですが、マニュアルもジャンパ設定がほとんどを占めるというマニアックさがいい感じですねw
今回はこのケースに Corei7 3.4GHzのCPUとSSDを搭載した状態でお貸出し頂き、追加でNVIDIA GeForce970 をビルトインしました。
KINECTでキャラに変身できるきゃらみらーもQuality=Fantasticであっても当然のようにサクサクです。
今回は試せませんでしたがOculusやVIVEのコンテンツもGPUを変えることで余裕で運用することができそうです。
コンパクトなVRマシンを探しているけどノートはちょっと、という方や、VRの展示をよくやるんだけど持ち運びが楽なデスクトップ機があればいいと思っていたような方にはオススメではないでしょうか。